第31回大会が開催されました

今年の大会は岩手県漁連のご協力をいただき,岩手県水産会館で開催されました。

服部昭副会長による開会挨拶
シンポジウム座長の赤井雄次氏(写真奥)と栗原修氏(写真手前)
<第1報告>
秋谷重男氏
「養殖ワカメ製品の流通と消費」
<第2報告>
宮田勉氏
「ワカメ養殖漁家の経営分析」
〜三陸岩手地域の事例〜
<第3報告>
田坂行男氏
「量販小売店における品揃え政策の動向と国産・輸入品競合」
<第4報告>
佐久間成浩氏
「流通現場における輸入食品の諸問題」
シンポの参加者は約80名で活発な議論がかわされました。


大会プログラム
会場:岩手県漁連中会議室(水産会館5F)
 
9月25日(水) 全国理事会 18:00〜20:00
 
9月26日(木) 受付開始  9:30
開会挨拶 10:15
シンポジウム:
輸入圧力下の沿岸漁業
司会:赤井雄次氏(水産技術研究所)
    栗原修氏(東京水産振興会)
 講演者  演 題
秋谷重男(埼玉大学名誉教授) 養殖ワカメ製品の流通と消費
宮田 勉(岩手県水産技術センター専門研究員) ワカメ養殖漁家の経営分析〜三陸岩手地域の事例〜
昼休み<11:50〜13:00>
田坂行男(中央水産研究所経営経済室長) 量販小売店における品揃え政策の動向と国産・輸入品競合
佐久間成浩
(生活協同組合コープさっぽろ専務理事)
流通現場における輸入食品の諸問題
総合討論 14:45〜16:50
 
懇 親 会 18:00〜20:00 ※懇親会参加費は1人4,500円程度
 
 
9月27日(金) 受付開始  9:30
一般報告:セッションT
シンポ関連報告
 講演者  演 題
多田 稔(中央水産研究所)
・有路昌彦(京都大学大学院)
コンブとワカメの需給動向の比較分析
小林昭栄氏(田老町漁業協同組合参事) 養殖コンブ生産と漁協自営加工販売の現状と課題
〜田老町(岩手)養殖乾コンブ生産と漁協自営加工販売について 〜
上田昌行(北海道大学大学院) 北海道昆布の産地取引構造
婁 小波(東京水産大学) ワカメ市場の構造と産地間競争
昼休み 12:00〜13:00
第31回総会 13:00〜14:00
 
一般報告:セッションU
自由論題
 講演者  演 題
松浦 勉(中央水産研究所) 岩手県における沖底の期別漁業特性と
2そうびき経営体成立過程の研究
西村 盛親(東京水産大学大学院) イノベーターの参入障壁(旧来企業の抵抗行動)
〜旧来型真珠企業の「行動の二重性」とイノベーターの競争戦略〜
廣田 将仁(下北ブランド研究開発センター) 重層市場にある活魚卸の取引関係
岡本 勝(中央水産研究所) 水産物貿易問題に関する巨視的、原論的考察
二平 章(茨城県水産試験場) 茨城県におけるヒラメの栽培漁業展開と経済効果
 
閉会挨拶 16:40〜16:45